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V-3.公開模試は受けたほうがいい?

殆どの受験生は、大手塾やテスト会の公開模試を何回か受けています。
多くの受験生が参加する大手塾の公開模試(1万人規模)における合否判定はそれなりに信頼できるデータですから、何回か受けることで志望校の合格の可能性がある程度見えてきます。
しかし、これはあくまで「目安」であって、本番の入試問題とは出題内容が微妙に違う場合もあります。大量の成績処理を短期間かつ正確に行わなくてはならないため、採点時間があまりかからない「標準問題」が出題されがちで、まちまちの形式で実施される各私立中学の入試よりも記述問題が少なめになるという可能性があるかもしれません。また偏差値を算出しなくてはならないために全受験生になるべく大きな得点差をつける必要があるので、本番よりも問題量が多くなるといった場合もありえるかも知れません。
また、公開模試を受けるのはたいてい12月までですが、そこからの入試本番までの1ヶ月で学力が急速に伸びる子も相当多くいるのも事実です。したがって、公開模試の結果はあくまで参考程度に考えて、たとえ結果が思わしくなくても、一度決めた志望校、特に第1志望校はできるだけ変えないで下さい。それよりも学力のどの部分が足りないかを知るよい機会だと考えて、点数ではなく、正誤の中身を親子でしっかりと確認しましょう。公開模試は合否判定よりも、各教科の弱点や苦手な分野を見つけて今後の勉強の参考にすることのほうが大事で、これこそが公開模試を受ける最大の目的と言ってもいいぐらいなのです。
また、大きな会場で、知らない人が大勢集まって行われる公開模擬試験は実際の入試に近い雰囲気があるので、何回か受けることで“場慣れ”するという大事な効果もあります。



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