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V-2.偏差値は1年間でどこまで伸びる?

子供が学習塾に通うようになると、親として気になるのが、定期的に行われる模擬テストの成績です。我が子の偏差値が上がった下がったといって、つい一喜一憂してしまいがちです。しかし、まだ基礎学力がしっかりできていないうちは、得意な分野が出題された時はよい点が取れたとしても、苦手な分野が出るとたちまちできなくなってしまうものです。前のテストでは50台から60台に上がった偏差値が、次のテストでは40台まで下がったなんてこともよくあることです。6年生の夏ぐらいまでは成績が安定せず、偏差値が結構上下するのが普通なのです。
4・5年生から塾に通っているといっても、最初から気合を入れて勉強している子はまず誰もいません。気合が入ってくるのはたいてい6年生になってからで、本当に真剣になってくるのは夏休み以降です。夏からでは遅すぎるように思うかもしれませんが、受験勉強に真剣に取り組めるのは小学生にはせいぜい半年間がいいところです。それ以上になるとかえってバテてしまいますので、「夏からそろそろ本気で始める」くらいでちょうどいいのです。むしろ6年生の夏までにすでにがんばってしまっている子の方が、入試本番前に息切れしてしまわないか心配です。
6年生の夏休み以降が受験勉強の本番!本当に大事なのは2学期からです。ここのがんばり次第で偏差値は一気に伸びていきます。実際、最後の半年で偏差値が10ぐらい上がることは、珍しいことではありません。ですから、それまで偏差値が低迷していたとしても、「うちの子はダメだ…。」とあきらめないでください。我が子の場合、能力が開花するのは6年生の夏以降だと信じて、ラスト半年にかけてみましょう。
夏休みから、あるいは2学期からでもいいですから、お子さんをその気にさせて本気で受験勉強に取り組ませれば、半年前には思いもしなかった好結果を出すことも十分に考えられます。それに、たとえ満足できるような結果が出なかったとしても、そうした勉強は中学生以降の勉強に生かされるはずですし,半年でも一生懸命にがんばった経験は、子供にとって必ず何かの財産になるはずです。

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